静岡の老舗「又一庵」謹製。 発酵バターと粒あんをパンに挟んだ、近年の熱海土産の代表格。 列はあるが回転が早い。 その場で1個食べるのが正解(時間が経つとバターが沈む)。
Issued 2026.05.07
熱海
旅程帖
昭和の温泉地、相模湾の白浪、
花街の褪せた紅と、自然薯の山の匂い。
数寄者の眼差しで歩く、
二日間の奇譚。
- Departure
- 自由が丘 08:30
- Stay
- ISHINOYA 熱海
- Mode
- 電車 / タクシー
夜の街
キモ可愛い
FIVE / NINE / SATURDAY 五月九日 土曜
開店11:30の1時間前に到着するのが鉄則。 土曜は週末客で行列が伸び、開店15分前で15組待ち、12時前到着で50分〜2時間待ちの記録あり。 先頭付近で並べば窓際の絶景席を確保できる確率が高まる。
1960年の古民家を改装した、相模湾と真鶴半島を借景とする隠れ家。 名物店主の英語混じりテンプレ漫談と、北海道産いくらや黒毛和牛ローストビーフを合わせた変則とろろ群。 名物「ビーとろ(2,200円)」「いくらとろろ丼(3,290円)」「赤のとろろ(明太子・2,080円)」、 蟹汁が標準で付く。
抹茶ソフトと抹茶クレープが名物。 銀座町の中心部、熱海銀座商店街にあり、 桜(サクラ)×抹茶の季節クレープなどシーズン限定が出る。 並びは10〜15分程度、回転は速い。
熱海サンビーチ沿い。 サンビーチゼリーは海をモチーフにした青いゼリー。 フルーツサンドや生ジュースもあり。 ここまでで甘味3連発になるので、状況によって1つに絞っても可。
パサニアホテル27階。全室オーシャンビュー、相模湾と初島を望む高台の和モダン旅館。 半露天浴場「天空」と貸切風呂「蒼」、屋上「星空テラス」あり。 素泊まりプランなので、入浴と仮眠の後、再び熱海駅周辺へ。
- Address
- 熱海市熱海1739-35
パサニアホテル27階 - Check Out
- 翌朝 10:00
- Bath
- 半露天 15–24時
朝風呂 6–10時
18:30 ・ ヨルノアタミ
中央町の歓楽街に残る築70年の妓楼建築「旧つたや」。 建物の所有者変更を機に再生プロジェクトが立ち上がり、その1階に夜だけ灯る雑貨店として開いたのが此処。 熱海にまつわる古書、色街写真家・紅子の写真集、夜の街のスナックやバーの情報が集約された 「夜の街の案内所」を兼ねている。 営業は金曜・土曜・日曜のみ。土曜は12:00〜20:00。
建物そのものが文化財級。壁面にうっすら残る屋号、内部の非日常的な装飾、 2階のイベントスペース——昭和の色街の記憶が残る稀有な空間。 ヴィヴィアン・ウエストウッドのSEXショップに通じる、 後ろ暗さを商品化する美学がここにもある。
ヨルノアタミの店主に教わった店、または近隣を歩いて決める。 目星の候補は Tokinosakana(時の魚/渚町、女性料理人による魚介懐石)、 魚屋清介(銀座町、落ち着いた魚屋ベース居酒屋)、 魚屋食堂 本店。 ヨルノアタミから徒歩5〜10分圏。
FIVE / TEN / SUNDAY 五月十日 日曜
海を見ながら朝風呂。チェックアウト10:00に向けて荷造り。 ヨガマットの貸出があるので、テラスで身体を目覚めさせるのも良い。
熱海の高台、約23万㎡の瑞雲郷に建つ東洋美術の殿堂。 国宝3点(尾形光琳「紅白梅図屏風」、野々村仁清「色絵藤花文茶壺」、古筆手鑑「翰墨城」)と 重文67点を含む約3,500点を所蔵。 豊臣秀吉ゆかりの「黄金の茶室」復元、能楽堂、 表千家・千宗左の樂吉左衛門作品なども見どころ。
総合出版社「データハウス」の社長・鵜野義嗣がプロデュースし、自ら「セーラちゃん」として館長を務める私設テーマパーク。 閉園した熱帯植物園「伊豆グリーンパーク」跡地、敷地面積は東京ドームのグラウンド級。 象徴的展示は全高11.5メートルの聖徳太子像(大仏を改造して作った、購入費2,000万円)、 鳥羽の元祖国際秘宝館の人形群、魔界神社、昭和遺物の異種混淆。 コンセプトは「キモ可愛いパラダイス」。
まぼろし博覧会の姉妹館。同じくデータハウス系。 昭和レトロのおもちゃ、人形、ファッション、サブカル雑誌、駄菓子屋什器などを 私設コレクションとして展示。 別棟の「夜の学校」は本格お化け屋敷で、これが裏のメイン。
特急「踊り子」が伊豆高原駅から東京方面に出ていれば乗換が一回減る。 熱海乗換にすれば本数が多く融通が効く。 途中駅で買った夕食を車内で開けるのが旅の終わりの儀式。
PACKING / CHECKLIST 持ち物
ESSENTIALS必須
- 現金(まぼろし博覧会・伊豆極楽苑系は現金のみ)
- クレジットカード/IC
- スマホ充電器
- 旅館予約確認・送迎時間メモ
- 常備薬
WEAR服装
- 歩きやすい靴(伊豆高原は坂道)
- 軽い羽織もの(朝晩冷える)
- 替えの靴下
- 麦とろ童子は座敷席(タイトボトム不向き)
OPTIONALあれば便利
- マスク(まぼろし博覧会は埃多め)
- カメラ(撮影OKのスポット多数)
- 大きめ折り畳み袋(土産用)
- 本/ヘッドホン(移動が長い)
- ヨガマット代わりのタオル(屋上テラス用)
WEATHER天候備え
- 折り畳み傘
- 5月の熱海平均:日中22度/朝晩15度
- 海風で体感温度下がる